2010年10月8日金曜日

鳳龍(ほうりゅう)2号

九州工業大学(北九州市)の学生たちが開発を進める小型人工衛星が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2011年度に打ち上げるH2Aロケットに相乗りし、世界で初めて宇宙空間で300ボルトの高電圧発電の実験に挑む。JAXAが6日発表した。
打ち上げられるのは「鳳龍(ほうりゅう)2号」。約30センチ四方の立方体で重さ約6.3キロ。H2Aの余剰スペースに乗って高度約700キロの宇宙に向かう。
同大によると、宇宙空間では最大160ボルトの発電しか実現しておらず、300ボルトの発電が成功すれば、宇宙基地の大型化や多機能化につながるという。衛星開発に携わる同大大学院生の利光さんは「プレッシャーも大きいが、大学の力を合わせて何としても成功させたい」と話している。
同大は06年度から人工衛星の開発に取り組む。1号機は今春にもインドのロケットで打ち上げられる予定だったが延期が続いており、当面は2号機の開発・運用に専念するという。 どんな仕組みで300ボルトという高電圧を作り出すのか興味が湧きますね。宇宙基地にとっても重要な要素でしょうから是非完璧な形にして打ち上げして欲しいですね。

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