2010年10月18日月曜日

バイオ関連企業「セレクティス」とライセンス契約

京都大学などの知的財産を管理する会社「iPSアカデミアジャパン」(京都市)は18日、京大の山中伸弥教授が作製した人工多能性幹細胞(iPS細胞)を治療薬として研究開発する特許を、フランスのバイオ関連企業「セレクティス」が使用するのを認めるライセンス契約を結んだと発表した。
同社がiPS細胞について海外の企業とライセンス契約を結ぶのは3社目で、治療分野では国内を含め初めて。今回の契約では、iPS細胞を欠損した心筋細胞などに分化させ、治療薬として使用・研究することができる。iPS細胞の応用展開の道が大きく広がっていくと良いですね。

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