トヨタ自動車は16日、ロボット技術を活用し、脚の機能を補助する器具「アシストロボット」の実証実験を藤田保健衛生大学と共同で始めたことを明らかにした。脳卒中で半身まひになった患者の機能回復への効果を検証する。
効果が確認され、小型、軽量化できれば、まひが残り障害に悩む人が日常的に使うロボットとして実用化することも視野に入れている。
半身まひの人は、ひざを曲げると体重を支えられなくなって倒れてしまうことを警戒し、脚を伸ばしたままの不自然な歩き方を余儀なくされることが多い。
トヨタが開発したアシストロボットは、ロボットの制御技術を応用。歩く際の脚の動きを検知してモーターの力でひざの曲げ伸ばしを補助することにより、より自然な歩き方でリハビリできる。
トヨタは2007年に藤田保健衛生大と共同でアシストロボットの共同開発を開始。今年7月から脳卒中患者に実際に使ってもらう実験を始めた。より小型、軽量化が進んで障害に悩む人が日常的に使うロボットとして実用化がなされることを期待したいですね。
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