2010年10月16日土曜日

伊藤昌一さん

脳性まひで重度の身体障害がある札幌市の伊藤昌一さんが今年の新司法試験に合格した。左手の人さし指1本でパソコンのキーボードを打ち、論文を執筆。受験回数の上限である3回目での快挙だった。
分娩時の酸素不足から仮死状態で生まれ、脳性まひに。右手の自由は利かず、左手の指も複雑な動きは難しい。通常1日4〜7時間の論文試験では1・5倍の延長が認められ、最長で1日10時間半の試験を乗り切った。
11月から1年間の司法修習ののち、法曹界でのキャリアが始まる。「悩みを抱えた相談者と向かい合った時、『こんなやつでもまともに仕事できるんだ。だったら自分なんてつらくないな』。そう思われたら僕の勝ちかな」
自分より厳しい環境でも頑張っている人を見ると自分も頑張ってやらなければと思わせられます。法曹界で多くの人に勇気を与える方になって欲しいですね。是非頑張って下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿