2010年10月11日月曜日

10アール当たり1トン超の収量

テニスコート4面ほどの田んぼから、どれだけコメが収穫できるか—。昨年秋、日本記録を上回る10アール当たり1トン超の収量を達成した長野県立須坂園芸高校(須坂市)が、今年も実験水田の稲刈りを終えた。結果は今月下旬に判明するが、昨年並みの収量が期待できるという。
コメ余りが続く中、同校の中嶋教諭は「コメ作りの担い手は高齢化が進み、大規模な水田は世話できない。このままでは日本の稲作は立ち行かなくなる。収量を上げるしかない」と警鐘を鳴らしている。
同校は昨年、県の奨励品種「キヌヒカリ」に、稲を大きくする効果のある窒素肥料を与え、増産実験を行った。稲が大きくなる分、倒れる可能性も増えるため、葉や茎を硬くするガラス成分のケイ酸が入った肥料を通常の2倍以上与えた。
従来の最多収量は、食糧増産時代の1960年に秋田県で記録した10アール収量1052.2キロ。同校はこれを上回る1145.9キロを達成した。同じ市内にある県農業試験場のキヌヒカリの過去5年の平均収量は680キロで、中島教諭は「自分が一番びっくりした」と振り返る。
ケイ酸の効果について、中島教諭は「稲や葉がしっかり立てば満遍なく日光が当たる。効率良く光合成が行われたのではないか」と推測する。
同校3年の佐藤さんは「昨年のコメは十分おいしかった。自分たちのやったことで農業が変わる。世界的にみれば食糧不足なので農業大学に進み、海外で技術向上にも取り組んでみたい」と話す。何かで一番になるという事は自信を与えられますね。農業の環境はますます悪くなっていきますから小さな面積で如何に収量を増やしていくかが問われてくるでしょうから更に工夫をして収量を増やしていって欲しいですね。そして生徒さんに農業に対する希望を持たせて欲しいですね。

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