決勝進出は絶望的とみられていた日本女子に吉報が届いた。最終班の地元オランダが平均台で2人落下し、日本に小差で9位。宿舎にいた塚原監督は「奇跡が起きた。日本は10位台のチームだと思っていたから信じられない」と興奮を隠さなかった。
予選後半が行われたこの日、1班目で登場した米国に抜かれ、早々に8位と土俵際に追い込まれた。しかし、その後に演技したライバルのスペインにエースの負傷というアクシデントが起き、ドイツやカナダも得点が伸びなかった。
「予選落ちと決勝進出では天と地」と塚原監督。選手は予選で犯したミスを挽回するチャンスを得ただけでなく、予選と異なる方式で行われる決勝で、2年後のロンドン五輪に向けて貴重な経験を積める。
「また来年頑張ればいい」。前日にそう言って終戦宣言をしていた鶴見には、個人総合での決勝進出という“おまけ”までついた。
一度死んだ立場ですから天から与えられたチャンスと思って貪欲さを持って様々なものを吸収して欲しいですね。是非頑張って下さい。
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