2010年10月28日木曜日

SRモーター

日本電産の永守重信社長は27日に東京で開いた2010年9月中間期の決算説明会で、レアアース(希土類)を全く使わないで済む次世代モーター「SRモーター」の供給を始めることを明らかにした。12年に重機向け、13年にはトラクター向けで量産に入る。産業用車両が中心だが、機能を改善して電気自動車用の開発もめざすとしている。
SRモーターは、レアアースが材料の永久磁石が不要という。ただ、振動や音が大きいため、まずは建設現場や農業で使われる産業用車両向けで実用化する。同社が8月に買収を発表した電機大手エマソン・エレクトリックのモーター部門の得意技術という。
レアアースは、モーターやエコカー用電池などに幅広く使われる。世界最大の産出国の中国が輸出制限に動いており、価格高騰や調達自体が難しくなるとの予想もある。 是非レアアース(希土類)を使わない次世代の電気自動車向けのモーターの実用化を早く進めて欲しいですね。

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