2010年10月21日木曜日

清風荘庭園

京都大は11月26日、国の名勝に指定されている清風荘庭園(京都市左京区田中開田町)を一日だけ一般公開する。これまで市の発掘調査の見学会などを除き、同庭園は主に京大関係者だけに公開されていた。長年、秘密のベールに包まれてきた名園をめでることができる貴重な機会となりそうだ。
明治時代から西園寺公望の京都別邸として使われていた清風荘。京大へは44年、公私にわたって京大創設を支援した西園寺の遺徳をしのぶため、保管していた住友家から寄贈された。名大工、八木甚兵衛が手がけた数寄屋風の主屋と離れ、そして七代目・小川治兵衛造成による庭園は、一体となり落ち着いた空間を形成している。庭園は51年、国名勝に指定された。
京大は主屋などが国の登録有形文化財となった07年から6年計画で、池の底をさらったり、岸を修繕したりして整備をしている。13年からは一般公開も検討しているという。
今回公開されるのは庭園のみ。午後1時と午後3時の2回で、定員は各回25人。参加費無料。応募多数の場合は抽選となる。
申し込みは、参加希望の回▽住所▽氏名▽年齢▽職業(学生の場合は学校名と学年)▽電話番号▽参加希望人数(2人まで可)▽何で一般公開を知ったか‐‐を明記の上、往復はがきで〒606‐8501 京都市左京区吉田本町 京都大学共用施設アセットマネジメントセンター「清風荘庭園 試験公開」、または電子メールでkanza531@mail.adm.kyoto‐u.ac.jpへ。問い合わせは同センター(電話075・753・5009)へ。締め切りは29日必着。
枠が50名しかないですから確実に抽選になりそうですが応募してみたらいかがでしょう。是非早めに一般公開の流れになっていく事を期待したいですね。

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