福岡県小郡市商工会は、市民に地元店への関心を高めてもらおうと、加盟店舗を紹介する冊子「ミ・シ・ラ・ン小郡2010」を発行した。
フランスの格付けガイド本・ミシュランをもじり、「山口県の旧小郡町(現・山口市)に知名度で劣るような“見知(みし)らん”街にもいい店がたくさんあることを知ってもらいたい」との願いを込めた。
三つ以内の星の数で格付けする本家とは違い、基本的に評価は「星三つ」。昨年10月に初めて発行した冊子の巻末に、掲載店に関するアンケートはがきを添付した。利用客に雰囲気やサービス、便利さなどの項目を評価してもらい、「良い」とされた上位3項目を星印にして記した。
加盟店の2割弱に当たる125店舗を掲載。うち新規を除く100店舗に星の評価を付けている。業種は、飲食、理美容、建設業、ガソリンスタンドなど幅広く、星の評価とともに「日替わりランチはお得」などと、利用客の声も紹介した。
アンケートでは不満な点を尋ねる項目もあり、結果は当該店に通知する。編集を担当した市商工会経営指導員の山田さんは「消費者の意見が店に伝わり、店側も自分の店の良さと改善点を把握できる」と強調する。
冊子は手のひら大で、145ページ。巻末にクーポン券も付けている。市の補助金と参加店の負担金などで3万部を作り、2万部は市内の各世帯に配布した。参加店などで配布している。地域を盛り上げる面白い企画ですね。是非他の地域でも何か工夫して取り組んでみたらいかがでしょう。
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