2010年10月13日水曜日

史上初の「永世七冠」という偉業に挑む

将棋界の第一人者、羽生善治3冠(40)=名人・王座・棋聖=が再び史上初の「永世七冠」という偉業に挑む。
14日に長崎市で開幕する第23期竜王戦7番勝負で6連覇中の渡辺明竜王(26)に挑戦。タイトルを奪取すれば通算7期獲得となって「永世竜王」の称号を得る。
「永世」の称号は、連続または通算して規定の回数を獲得した棋士に与えられる。羽生3冠は既に「永世名人」など竜王を除く6タイトルで資格を持っており、「永世竜王」が最後の関門。
最初に「永世」を手にしたのは1995年3月。5期連続5度目の獲得で「永世棋王」に。同7月に5期獲得で「永世棋聖」に。96年9月には5連覇で「名誉王座」。97年8月には5連覇で「永世王位」と次々に資格を得た。
しばらく間が空いたものの、2007年3月、通算10期で故大山康晴15世名人以来、2人目の「永世王将」の資格を得た。08年6月には通算5期で、実力制名人戦が始まってから6人目の「永世名人(19世名人)」の称号を獲得した。
「永世七冠」に向けて是非竜王戦でタイトルを奪取して欲しいですね。相手は6連覇中の渡辺竜王ですから最後までもつれた接戦が予想されますね。

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