宇宙に漂う「暗黒物質」を直接つかまえることを目指す検出装置「XMASS」(エックスマス)が8日、岐阜県飛騨市の東京大宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設で報道陣に公開された。謎だらけの暗黒物質を検出できればノーベル賞級の成果。11月から調整運転を始め、来春には本格稼働の予定。
暗黒物質は、すでに知られている物質の5~6倍の量で、銀河や星の形成などに重要な役割を果たしていると考えられているが、正体は謎のままだ。XMASSは、暗黒物質がキセノンと衝突した際に出す光を高感度センサーでとらえて存在を確かめる目的で計画され、素粒子ニュートリノの検出装置「スーパーカミオカンデ」と同じ神岡鉱山の地下1000メートルに建設を進めてきた。鈴木洋一郎施設長は「世界で最初に暗黒物質を見つけたい」と語った。
暗黒物質の正体を探るべく多くの国で大きなプロジェクトが動き出しているようですが日本の方式がより優れているとも聞きます。是非世界で最初に見つけだして宇宙の謎の解明に大きく貢献して欲しいですね。
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