2010年9月18日土曜日

笑顔を絶やさず前向きに生きること

二十日の敬老の日を前に、百三歳の草光澄子さん=大和市つきみ野=は聖書などの原書に親しみ、英語翻訳にいそしんでいる。女学校で学び始めて以来、戦後は中学教諭、塾経営と約九十年、英語と向き合ってきた。「好きになれば早く上達するし、留学しなくても英語は話せます」と信念を語る。
長崎県出身で、山口県のキリスト教系女学校に進み、英語に出合った。「米国人の先生の発音が美しく、何より楽しい雰囲気だった」と魅了された。東京女子大学に進み、英語を専攻。同大助手も務め、青年時代のエドウィン・ライシャワー元駐日米大使とも交流があったという。
戦後は島根県で中学校の英語教諭になり、「できるだけ日本語を使わない」指導を心掛け、歌やゲームも織り交ぜ、生徒が楽しく学べるよう工夫した。当時の教え子たちとは、現在も交流が続く。
九十歳で大和市に移り、英語で書かれた教会のテキストを和訳したり、毎日聖書を一章ずつ音読している。昨年からは俳句を始め、既に約六百句詠み、句集も出した。
ミニトマト朝日にきらめき赤赤と
「日常生活から次々と浮かんでくる」。食事では六十回ぐらいよくかむほか、スクワットなどで身体を毎日動かす。そして「私はストレス知らず」と言う通り、笑顔を絶やさず前向きに生きることが一番の健康法だ。
100歳以上の多くの高齢者が所在不明になっているようですが草光澄子さんのように笑顔で前向きに何かを続けていきたいものですね。こんな方々が日本を元気にしてくれるのかもしれませんね。

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