弁護士をめざし、07年末にフジテレビを退社した元アナウンサー、菊間千乃さんが司法試験に合格したことが9日、分かった。法務省は同日、法科大学院修了者を対象とした5回目の新司法試験の合格者を発表。過去最低となった合格率25・4%という超難関を突破した。
祝宴の最中、サンケイスポーツの取材に応じた菊間さんは、「努力すれば、頑張れば、いいことがあるんだとわかりました」と声を弾ませ、「フジテレビの内定をもらったとき以上の感動があります」と笑わせた。
09年に続き、2回目の挑戦。昨年の“不合格”発表の翌日から、午前6時に起床し、1日16〜17時間勉強するという生活を今年5月の試験日前日まで続けてきた。
菊間さんは、フジ在籍時から大宮法科大学院に通学。仕事と両立してきたが、ストレスと疲労から声が出なくなり「両立は難しい」と退社を決断した。
この日夕、東京・霞が関の法務省の掲示板で受験番号を見届けた後、「合格するまで連絡しない、会わない」と心に決めてきたフジテレビの関係者に連絡。笠井信輔アナは電話口で泣いて祝福し、佐々木恭子アナも喜んだといい「皆さんが喜んでくれることがとてもありがたい」と感激した。
「自分が辛い状態にあったとき、弁護士さんの『大丈夫だよ』という一言に救われた」と菊間さん。「根拠がないけれど、気持ちがとても楽になった。“資格”だけでなく、人を勇気づけ、励ますことができる弁護士になりたい」と真摯に語った。11月下旬から司法修習を受ける。
夢を持って努力し続ける事が重要なんでしょうね。誰でも夢を持てて、それをかなえる事の出来る日本になって欲しいですね。
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