世界の政財界人らが集う「ダボス会議」を主宰する世界経済フォーラムは9日、各国・地域の国際競争力に関する2010年版の報告書を発表した。
1位は2年連続でスイス、09年に首位を陥落した米国は2位から4位に後退。日本は6位で前年よりランクを二つ上げた。
日本が浮上した理由について、同フォーラムは「技術革新などが高く評価された。巨額の財政赤字はマイナス材料で全体として競争力は向上していないが、他国も財政赤字が深刻で相対的に日本の順位が上がった」と説明。
新興国では中国は27位(前年29位)と順位を上げたが、インドは51位(同49位)、ブラジルは58位(同56位)で順位を下げた。アジアではシンガポールが3位、香港が11位でいずれも前年と同じ。台湾は13位(同12位)、韓国は22位(同19位)だった。技術革新をより進めて国際競争力を実質的にもっと高めていって欲しいですね。
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