国際協力機構(JICA)のシニア海外ボランティアで、島根県浜田市田町の1級建築士、土井敏實さん(60)が27日、南太平洋のトンガ王国に派遣され、同国財務計画省で都市計画の指導に当たる。土井さんは元同市建築住宅課長で、市役所を7月末、早期退職。「異国の地で経験を生かしたい」と意気込んでいる。
土井さんは大学卒業後、大阪市内の中堅ゼネコンに入社。建設現場で、コスト計算の実務経験を積んだ。
浜田市役所入りは、島根県開催のくにびき国体(1982年)を3年後に控えた、29歳のとき。同市の多目的ホール・石央文化ホール建設の現場監理に当たるなど、主に建築畑で活躍してきた。
娘2人の結婚などをきっかけに昨年夏、30代のころから関心のあった海外ボランティアに応募。定年まで半年を残して早期退職した。「9年前、病気で亡くした妻もきっと賛成してくれたでしょう」と話す。
7月上旬から2カ月間の研修で、最後のハードルだった、英語の語学試験をクリア。10年来、英字新聞購読を続けてきた努力も実った。
トンガでは、同国の財務計画省援助管理・調整課に配属される予定。設計、施工、監理など、これまでに培った知識、技術を生かす。是非現場で培った技術をトンが王国の為に生かして欲しいですね。人生が長くなりましたから第二の人生を夢実現の為に頑張る人が増えていくと良いですね。若い人が外に出ない分60歳以上の方々が外に出て多くの国の為に生きて欲しいですね。それが回り回って日本を元気にするのではないでしょうか。山陰中央新報(9/25)記事を活用させて頂きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿