世界の「次世代基準」の建築デザインに与えられる「リーフ賞」が10日、ロンドンで発表され、個人住宅部門賞を静岡県熱海市の住宅「プラス」(マウントフジアーキテクツスタジオ)、持続可能な開発部門賞を神奈川県厚木市の私立小学校「七沢希望の丘初等学校」(中村勉総合計画事務所)が受賞した。
日本の受賞は東京都港区のサントリー美術館が2008年に商業建築部門賞を獲得して以来で、2部門受賞は初めて。最高賞はサッカー・ワールドカップ(W杯)決勝戦が行われた南アフリカ・ヨハネスブルクのサッカーシティー競技場が選ばれた。
同賞は欧州主要建築家フォーラムが主催し、今年で7年目。当初は欧州中心だったが近年は全世界を対象とし、今年は日本の16作品を含む計173作品が寄せられた。
日本関係では、両受賞作品のほか、集合住宅部門で神奈川県横須賀市の「市営鴨居住宅」(飯田善彦建築工房)、商業建築部門で山形県鶴岡市の「鶴岡まちなかキネマ」(設計・計画高谷時彦事務所)が最終選考に残った。おめでとうございます。日本のデザインの優位性が認められた感じですね。
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