2010年9月29日水曜日

尾崎世界殿堂入り

男子ゴルフの尾崎将司(63)がゴルフの世界殿堂入りすることが内定した。
日本人選手の世界殿堂入りは、2003年の樋口久子(64)、04年の青木功(68)、05年の岡本綾子(59)に続いて4人目の快挙となる。
徳島海南高時代、野球部の投手として1964年のセンバツで優勝した尾崎は、プロ野球の西鉄を経て、70年にプロゴルファーに転向。他を圧倒する飛距離を武器に「ジャンボ」の愛称で親しまれ、青木、中嶋常幸とともにAON時代を築いて日本にゴルフブームを巻き起こした。
日本ツアーでは通算94勝をあげ、12回の賞金王に輝き、生涯獲得賞金は約27億円と他の追随を許さない抜群の実績をあげている。ただ海外1勝を含む通算113勝も、メジャーでは86年の全米オープン6位が最高と、際立った成績を残せず、これまで殿堂入りの候補に挙げられながら落選を続けてきた。
ゴルフ世界殿堂は米フロリダ州にあり、殿堂入りの選出は世界各国のジャーナリスト、有識者の投票で決まる。投票総数の65%以上の得票率と年齢40歳以上が条件だ。低迷続きのジャンボですから殿堂入りを期してもう一花咲かせて欲しいですね。

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