独身のときは全く関心がなかった保険も、結婚したり子どもができると無関心ではいられなくなる。でも、勧められるままに入ってしまうと、1000万円も損をする。自分と家族に必要な保険だけを、賢く選んで安く買うためには何に気をつければいいのか。
独身のときには全く関心がなかった人も、結婚したり子どもが生まれたりすると無関心でいられなくなるのが保険だ。保険会社もそこを攻めてくる。
「愛する人を守るために保険に入ろう。」と思うのは悪くない。でも、イメージや感覚で保険に入るのは間違い。保険は「愛」ではない。リスクに備える「手段」で、想像以上に高い買い物です。
ある調査によると世帯(1家庭)あたり1年間の保険料の平均は約50万円! 保険屋さんに勧められるままに入ったら保険料は軽く月5万円を超える。そんなに払ったら家計はパンクだ。
生命保険料は手取り年収の5%以内に抑える。これより高いと将来のための貯金ができなくなる。年収400万円の家庭なら家族全員分で年20万円以内。これで必要な保障は十分手に入る。
年20万円以下でよいところを50万円払っていたら年30万円のムダ。これを35年払い続けると(保険は何十年も払い続けるのが特長だ)、合計でなんと1050万円に!
保険は目に見えないから最初はとっつきにくい。選ぶには、ちょっとした基礎知識が必要だ。
大切な考え方のひとつ目。保険料を月額でなく年額で、さらにトータル(総額)で考える。月3万円と考えず年36万円、30年払い続けると計1080万円と認識する。
ともかく、保険は長くかけるのが当たり前ですから、全期間で見たら大変な金額になりますよね。欧米諸国に比べたら日本の保険料は割高です。
保険の基本料は、貯蓄性のある保険も、掛け捨ての保険も同じです。貯蓄分、保険料は割高ですし、自分で積んでいながら、自分では下ろせず、利子も請求されます。自分のお金なのにおかしいですね。今の時代は、貯蓄と保障を分けて考えるべきでしょうね。保険を見直しことで、家計が、だいぶ楽になるはずです。
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