2011年7月22日金曜日

国際熱核融合実験炉

核融合発電の実現を目指す国際熱核融合実験炉(ITER)機構の本島機構長は22日、就任1年の記者会見で、2019年に計画していた最初のプラズマ発生について「東日本大震災の影響は全くないとは言えない。1年の遅れで抑えたい」との見通しを示した。27年としている本格的な核融合運転の予定は維持する。
計画の遅れは、日本原子力研究開発機構の那珂核融合研究所(茨城県那珂市)が被災し、日本が製造を担当する機器の試作開発に遅れが生じたためという。
ITERはフランス南部のカダラッシュで建設が進んでおり、運営には日本とEU、米国、ロシア、インド、中国、韓国が参加している。 地上に太陽を実現するという構想ですね。プラズマを発生させ、一億度に加熱して1秒間閉じ込めてあげると、核融合反応が持続的に起こり、その反応で発生する熱でタービンを回して発電するというものですね。20〜30年程前から研究は進んでいるんでしょうが、様々な超えなければならないハードルが多すぎるようにも感じますね。実現までは、かなりの道のりでしょうね。また実現できるかを疑問視する声もありますね。

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