2011年7月5日火曜日

父母時代

和歌山「正論」懇話会の第65回講演会が5日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、作家の佐藤優氏が「国難における指導者のあり方」と題して講演した。
佐藤氏は、この日辞任した松本龍震災復興担当相の暴言問題に対し、「松本さんは、政治は言葉の芸術であることが分かっていない。一兵卒ではなく、選挙を受け直すべきだ」と厳しく批判した。また、菅直人首相については「唯一評価できる点といえば、権力にしがみついていること。記憶の変容する恐ろしい人だ」と切り捨てた。
その一方で「日本の危機は構造的だ。(首相が)誰に代わってもよくはならない」と指摘。「危機を脱するには、それぞれの人が自分の置かれている場所で今よりも2割多く働くことだ」と訴えた。
また、日本の対中外交については「中国は顕在化した脅威。日本は、近代化した中国にとって敵のイメージになっていることをよく認識すべきだ」と非難した。
 共産主義の実験は結局失敗に終わり、民主主義も、すでに限界が見えてきたといった感じですね。民主主義も多数決でものごとを決する兄弟主義に他ならない。兄弟を超えて父母時代にならなければならないでしょうね。日本の父母といえば天皇・皇后陛下でしょうかね。民衆を思い、天に祈ってきた歴史的背景を持つ父母ですね。多数決でものごとを決する時代から、真に民(人類)を思い、天に答えを求めていく指導者が現れなければならない時でしょうね。

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