2011年7月11日月曜日

天然のウナギの卵

東京大学などの研究チームが、マリアナ諸島付近から世界で初めて天然のウナギの卵を持ち帰りました。謎に包まれていたウナギの産卵について解明が進むかもしれません。
東京大学大気海洋研究所・塚本勝巳教授:「ウナギの資源は激減しています。末永くかば焼きが食べられるように我々は努力しないといけない。ウナギ研究の新時代が到来した」
調査には、東京大学など4カ国7つの機関が参加し、天然のニホンウナギの卵147個を採集しました。卵の状態で持ち帰るのは世界で初めてです。今後、ウナギの産卵に関する謎の解明や、養殖の研究にも活かされることが期待されています。今年の土用の丑の日は7月21日・8月2日です。多くの人が、美味しい「うなぎ」に舌包みを打つことでしょう。良き日本の伝統を残すためにもウナギにまつわる多くの謎が解けることを期待したいですね。

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