最近北朝鮮では喜劇と管弦楽団の公演をめぐり、金正日(キム・ジョンイル)総書記が認知症にかかったという話が広がっている。金総書記は現地指導でもおかしな発言や指示をすることがあるという。
最近、江原道の軍事地域を視察した際、1960年代の演劇『山鳴り』を偶然に観覧し「とても立派な大作で、演劇は今後のわれわれの革命を率いる宣伝手段だ」とたたえた。その言葉を聞いた党幹部は言葉を失った。『山鳴り』は昔の作品なのに、金総書記がまるで最近の作品であるかのように称賛したからだ。
問題はその後だ。金総書記は多くの演劇関係者を平壌に呼んだ。映画・芸術界に押されて、芸能界の最下層にいた演劇関係者は突然の光明を有難がっている。演劇にひかれた金総書記は、完成から2年もたたない国立演劇劇場について「古すぎる」と言い、建て直すよう命じた。国家経済が困難な状況なのに、全く問題がない劇場を壊して建て直せという指示だった。このため、金総書記は正気ではないという印象が広がり始めた。
最近、平壌駅周辺に立てられた円形アパートは、別名「冤痛(えんつう=憤りと悔しさの意)アパート」と呼ばれる。金総書記は演劇関係者のため、円形アパート2棟を建てさせ、お湯の供給が途絶えることがないようにと指示した。そんな特別扱いのアパートは平壌にここしかない。ここに電気や湯が優先的に供給されるため、周辺の党幹部のアパートでは、電気や湯の供給が滞るようになった。党幹部らは「いったい何をしようとしているのか」「将軍様の気は確かではないようだ」とうわさしているという。
この国も、どこかの国と同様にトップの指導者ゆえに、厳しい状況に追い込まれていますね。多くの病気を持っているようですし、年齢的にも認知症が出てきてもおかしくないでしょうね。
一党独裁の継承政治をやめて、民主化の方向に早く向かって欲しいものです。単一民族でありながら、未だ分断されているのは韓半島のみです。認知症がもっと進んで、北の解放と民主化を、この方がとなえるようになれば、一挙に、この国は変わっていくでしょうね。
どこかの国は、そう簡単に、いきそうもありませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿