2011年2月21日月曜日

Yenglish

何年英語をやっても初歩の会話もできないのは英語教育が悪いためだと戦後ずっと言われ続けてきた。その結果「日本人が英語が下手なのは文法を教えるからだ」ということになって、今の英語教科書からは英文法が追放されてしまったようです。今の中高の英語って何を教えているんでしょうかね?
その結果、簡単な買い物ぐらいは出来るが、まともな本も読めず、ちゃんとした手紙も書く事ができない若者たちを大量に送り出す結果になった。
英語は国際語であるから会話能力も大切だが、読む能力と文法的に正しく書く能力も必要とされているから余計英語教育を難しくしている原因がそんな所にあるのかもしれませんね。
日本にいる時にちゃんとした英語の本を読めず、文法的に正しい英語をかけない人が留学しても結局文盲のまま帰国するのがおちであると厳しいことを渡部昇一氏は著書の中で語っている。そして英語を正しく読め、手紙やレポートもかけるような英語をEnglishと呼び。札びらを切って買い物をできるぐらいの英語は「円」という通貨の力を借りているのだからYenglishであると厳しい言葉が続く。 小学校での英語の授業も4月から始まっていきますがどうしたらいいんでしょうかね? 会話については、その言語が話されている環境に入っていくことが効率的でしょうからまずは基本の読み書きを正しく教えてあげることなんでしょうかね。渡部昇一氏の「知的余生の方法」には含蓄ある内容がたくさんあります。英語のことも含めてゆっくり読まれたらいかがでしょう。面白いです。

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