神戸市北区の有馬温泉街で17日、有馬小学校(同区有馬町)の5、6年生ら8人が、外国人を相手に英語による「観光ガイド」に挑戦した。同校などの外国語指導助手(ALT)が観光客役となり、児童らは身ぶり手ぶりを交えて史跡などを説明しながら、コミュニケーションを楽しんでいた。
同校では、児童らが有馬の歴史や名所を学び、観光客にその知識を伝える「子どもガイド」体験を行っている。今回、外国人観光客も多い有馬温泉で、授業で学んでいる英会話も実践してみようと、初めて英語のガイド体験を企画した。
8人は3班に別れ、3人のALTを案内。炭酸泉源公園や温泉寺などに立ち寄り、用意した説明カードを見せながら温泉街を巡った。児童らは道中、ALTから 「あれは何?」などと質問を受けて英会話を“満喫”。また、3羽の傷ついた鳥が温泉で傷を癒やしたのがきっかけで有馬温泉が発見された‐という言い伝え を、寸劇で紹介した。
米カリフォルニア州出身のモーラ・ディグナンさんは「子どもたちの英語のレベルも高く、とても良かった」と感心した様子。6年の男児は「あまり英語は好きじゃなかったけど、うまく会話ができてうれしい。もっと多くの人と英語で話したい」と笑顔だった。こういう経験が重要なんでしょうね。実際に使える場が増えていくといいですね。
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