3月12日の九州新幹線鹿児島ルートの全線開業で、新大阪‐鹿児島中央間を直通で走る「みずほ」「さくら」の車内放送が、JR九州管内は日本語、英 語、韓国語、中国語の4カ国語で流すのに、JR西日本管内では日・英語のみになることが10日、分かった。九州で急増する東アジアの観光客に対応するため だが、同じ車内で使う言語が減ることで外国人観光客に混乱を招きそうだ。
4カ国語の放送は、JR九州管内の熊本や鹿児島中 央などの主要駅を発着する時に、行き先や乗り換え情報などを自動的に知らせる。しかし、博多以東では韓国・中国語での案内がなくなることに。JR西は「限 られた時間で多くを簡潔に案内するため」と説明。同じ列車で使用言語が減ることに「混乱を生むことは認識しており、車掌が丁寧にフォローする」としてい る。
JR九州はすでに一部で4カ国語放送を導入。背景には、九州の外国人観光客のうち9割が韓国や中国など東アジアから訪れていることがある。
外国人観光客の受け入れに熱心な有馬温泉観光協会の金井啓修副会長は「4カ国語での案内は、かえって分かりにくくなることもあり、電光掲示板を使うなどの工夫がいる」と話している。
英語一辺倒から今後もアジア系の言語の必要性はもっと高まっていくでしょうね。
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