2011年2月20日日曜日

手術の現場にも3D映像

手術の現場にも3D(立体)映像。国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は、脳外科手術などを録画・中継し、3D映像として映し出す試みに取り組んでいる。細い血管や神経の複雑な位置関係も把握しやすい。若手医師の教育や手術内容の検証などに活用するという。
国循は昨年末、脳血管外科の手術に3Dビデオの撮影装置を導入した。手術で使う顕微鏡に左右二つのカメラを取り付けて撮影し、映像を組み合わせて3Dに変換。録画装置や手術室、医局に設置したモニターに送る。偏光眼鏡をつけると立体感のあるリアルな映像を見ることができる。
国循の飯原弘二脳血管部門長は、3D映像について「手術をする医師と共体験できるので、若手医師が初めて手術をする際に戸惑わなくて済む」。映像は DVDにすれば家庭用機器でも再生できるため、教材用として貸し出すことも検討している。装置の販売会社によると、北野病院(大阪市)や京大病院(京都 市)の耳鼻科も導入している。若手の医師の教育にはもってこいといった内容ですね。

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