岡山市・後楽園で、外国語で園内を案内するボランティアの利用が増加している。英語や中国語など5カ国語に対応、豊富な知識ときめ細かなガイドが外国人入園者に好評を博しているという。
案内しているのは、同園専任ボランティア「後楽塾」の外国語コースに所属する元英語教師ら24人。英語、中国語をはじめ韓国語、フランス語、ポルトガル語に対応し、交代で2日に1日程度の割合で入り口付近に待機している。
希望者に付き添いながら建造物の名前や由来を紹介するほか、梅の品種やタンチョウの生態なども細やかに説明。外国語ボランティア発足1年目の2009年度は127件、10年度は12月末までにすでに112件の利用があった。
同園の外国人入園者数は08年度が約3万5600人で10年前の約2倍。新型インフルエンザや世界的な不況の影響で09年度は1万人ほど減少したものの、「07年にミシュランガイドで紹介されて以降、文化や歴史に興味を持つ外国人客が増えた」と同園は話す。ボランティアを活用する件数がもっと増えていくといいですね。日本の文化を発信していくためにももっと多くの言語で案内出来るようになるといいのかもしれませんね。
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