優れた業績を残した研究者らを表彰する「バルザン賞」の授与式が、ローマの大統領宮殿で行われ、さまざまな組織や臓器に変化するiPS(人工多能性幹)細胞を開発した京都大学の山中伸弥教授(48)ら4氏に同賞が授与された。賞金は各100万スイスフラン(約8400万円)。
山中教授は、再生医療への応用が期待されるiPS細胞の開発で医学全般に貢献したと評価された。
山中教授は「今後の研究の励みになる。科学としてはブレークスルーしたが、実用面では途中段階だ。多くの患者が待っている。今後も研究をしっかり進めていきたい」と話した。
同賞は、イタリアの新聞記者を記念して1956年に設立されたバルザン財団(本部・イタリア、スイス)が、自然科学と人文科学の研究者計4人に毎年、授与。人道・平和に貢献した人には数年おきに贈られている。 受賞を励みとして実用化に向けて更なる研究を進めて欲しいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿