長野県の大鹿村観光協会は、「パワースポット」として評判になっている同村青木(磁場坂)の水田で栽培したコシヒカリ「大鹿ゼロ米」を限定販売する。村を訪れた人の「土産用に」と開発した。12日に東京で開かれる「南アルプスPRイベントin東京」でお披露目し、13日から村内の小売店や旅館などで販売する。
同村は、九州から関東までを走る日本最大の断層「中央構造線」上にあり、2つの地層がぶつかり合いエネルギーが凝縮した「ゼロ磁場地帯」として知られる。最近では同村と伊那市長谷境の分杭(ぶんぐい)峠をはじめ、磁場坂、同村北川の「北川露頭」が、ゼロ磁場と関連したパワースポットとして広まり、休日には多くの人が訪れている。
この人気に目を付けた観光協会が、磁場坂に水田を持つ村民にコシヒカリ200キロの生産を委託。ゼロ磁場の「土のエネルギーと水の力で育った米」として販売することにした。
今年は100箱(1箱2キロ入り)を限定販売し、価格は1箱1200円。評判が良ければ来年以降、販売量を増やすという。あくまでも土産用で、パッケージも村の観光を紹介した内容に仕上げている。
村で老舗旅館を経営する平瀬長安会長は「村の米はおいしいと宿泊客に人気で、お土産に買って帰る人も多い。科学的な根拠はないが、この米を食べて元気になってもらえれば」と話している。科学的な根拠があるともっと評判になるのかもしれませんが是非食べて元気を貰ってみたら如何でしょう。
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