2010年11月5日金曜日

ヒト胚性幹細胞(ES細胞)を3株(種類)作製

国立成育医療研究センターは5日、再生医療への応用が期待されるヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を3株(種類)作製したと発表した。ヒトES細胞の作製は2003年に国内で初めて成功した京都大学に続き、2施設目。子供の難病治療などへの応用を目指すという。
慶応義塾大学と埼玉医科大学、自治医科大学から不妊治療で使わずに余った受精卵を譲り受け、ES細胞を3株作った。種類が増えれば、治療法などの研究が進めやすくなるという。同センターは今後、作製したES細胞を研究機関に分配する。
さらに動物由来の成分を使わない安全な培養方法の開発に取り組む。再生医療で子供の糖尿病や白血病などを治療するのにも応用する。
ES細胞は京都大学の山中伸弥教授が世界で最初に作製した新型万能細胞(iPS細胞)と同じく、あらゆる細胞や組織に成長する「万能性」を持つ。1998年に米ウィスコンシン大学が初めて作製、再生医療への応用に向け、iPS細胞よりも研究の積み重ねがある。
今年10月、米バイオベンチャーのジェロンが臨床試験を始めた。受精卵をもとにES細胞は作るため倫理的な問題も指摘され、国内では臨床試験は始まっていない。受精卵を用いるため倫理的な問題をクリヤーしなければならない課題はありますが難病治療への応用の道が開かれていくと良いですね。

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