京都大の能楽サークル・京都大学観世会が12日午後5時半、京都市左京区岡崎円勝寺町の京都観世会館で「第16回京都大学観世能」を開く。同会の学生がシテやワキ、地謡を務めて能「田村」を披露する。
都見物に訪れた東国の僧が、清水寺で花守の少年に出会う。僧に問われるまま、少年は寺の縁起を語る。満開の桜の下、月をめでる2人。僧が名を問うと、少年は寺を開いた坂上田村麻呂をまつる田村堂の中に消えうせた。やがて僧の読経の中、田村麻呂の霊が現れ、観音の加護によって東夷を平らげた有り様を再現する‐‐。シテの少年、田村麻呂を竹内さん(4年)、ワキ・旅僧を西上さん(3年)が演じる。是非出掛けて日本古来の能の世界をじっくり味わってみるのも良いかもしれませんね。
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