札幌市のNPO法人「北海道宇宙科学技術創成センター」が開発を進めている小型ロケット「カムイ」(全長2・85メートル、重量16キロ)の打ち上げ実験が20日、北海道美唄市の工業団地で行われた。燃料に愛知県安城市の商工会議所が作ったペットボトル再生材を使用、実験は成功した。
カムイは燃料に火薬を使わず、固体燃料と液体酸素を用いたハイブリッドロケットで、安全で低コストなのが特徴。同センターや北海道大、地元企業などの共同開発で、2002年から打ち上げ実験を行っている。
今回は固体燃料に、ペットボトルのふた約500個で作ったポリプロピレンを使用。安城市の子どもらが集めたものを選別し、削って作った。ロケットは計画通り高度約200メートルまで一気に上昇した。安城商工会議所は「自分たちが集めたフタがロケットの燃料になって、空を飛んだことを多くの子どもたちに知ってもらい、大きい夢を持ってほしい」としている。小型ロケットの目指す目標が分かりませんが再生材を利用しての打ち上げを様々な面から検証して実用化に向けて更なる研究を進めて欲しいですね。そして子供たちの夢を宇宙に届けて欲しいですね。
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