2010年11月2日火曜日

「名誉団員」の称号

来日公演中のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は2日、指揮者の小澤征爾さん(75)に「名誉団員」の称号を贈呈した。芸術における業績をたたえ、長年にわたって同楽団と築いた相互の尊敬と深い人間関係の印として贈られる称号で、日本人では初めて。式後の会見で、小澤さんは「どんな勲章より一番うれしい。仲間からもらったから」と話した。
1日に始まった来日公演は当初、病気療養中の小澤さんが指揮を務める予定だった。東京のサントリーホールであった贈呈式では、クレメンス・ヘルスベルク楽団長が、1966年のザルツブルク音楽祭に始まる共演の歩みを振り返った後で、「少しでもマエストロがお元気になる助けになれば」と話し、涙ぐむ小澤さんに賞状を渡した。
小澤さんは「皆さんと一緒に、指揮者とは何か、オーケストラとは何か、そしてモーツァルト、ブラームス、マーラー、チャイコフスキーなど、たくさんのことを学んだ」と英語でスピーチした。 指揮をとれるように是非健康を回復されて元気な姿を見せて欲しいですね。そして音楽を通じて日本を元気にして欲しいですね。

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