2010年11月28日日曜日

TBP2

京都大学ウイルス研究所の増谷弘准教授、大学院生の吉原栄治さんらは、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣が原因でなりやすい「2型糖尿病」の発病や悪化に関係する遺伝子を見つけ、英科学誌に発表した。血糖値を調節する「インスリン」の分泌を抑える仕組みにかかわっていた。治療薬の開発につながると期待される。
糖尿病患者の大半は2型。小児期に発症し、ウイルスや免疫異常で膵臓(すいぞう)の細胞が破壊されインスリンをつくれなくなる「1型糖尿病」とは違い、生活習慣が主な原因だ。
グループは、遺伝子の異常で肥満になるマウスに注目。このマウスは、インスリンの分泌が悪くなるだけでなく、インスリンが効きにくくなって2型糖尿病とそっくりな症状が出る。
この肥満マウスでTBP2という遺伝子の働きをなくしたところ、肥満になってもインスリンの分泌が減らず、インスリンが効きにくくなることもなく、血糖値も上がらなかった。この遺伝子はインスリンの分泌にブレーキをかける分子の働きを調節していることがわかった。
これまでに知られていなかったインスリン分泌を制御する仕組みとみられ、増谷准教授は「TBP2の働きを抑える新しい糖尿病治療薬が開発できる可能性がある」と話している。一番は生活習慣を変えていく事が必要なのでしょうが治療薬が開発されていく事にも期待したいですね。

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