2010年4月8日木曜日

第4戦はレフトで先発

前日の無安打から一転、3戦目は第1打席から3打席連続安打。エンゼルス・松井秀のバットが好調で、第3打席の二塁打では、その後にチーム初得点のホームを踏んだ。「彼は大きな注目を集めるだけの選手だ」。試合前にソーシア監督が改めて高く評価したのもうなづける。
日米の報道陣に囲まれた指揮官はさらに、背番号55にとっての吉報を口にした。「あした(第4戦)はレフトで先発させる」。この日を含めた開幕から3試合はいずれも「4番・DH」で出場のに対し、2008年6月以来となる公式戦で守備につくことを明言した。
DHは打撃専門。松井秀は「打って、走って、守れること」をプレーヤーとして当然と考える。たとえ、守れなくても、試合中はベンチから戦況を見つめる。「自分が試合に入っていないと打てない。試合の流れから目を離さず、バッテリーの配球などを見ている」。自らの出番の直前だけベンチ裏へ下がり、素振りなどの準備をするのが松井のルーティーンだ。
常に守ることは、ひざの負担を考えても難しいが、試合前に指揮官から伝えられた松井は「守る以上は責任がある」と表情を引き締めた。守備の可能性を求めて移った新天地で、早くもその機会を手にできそうだ。是非走攻守で松井らしさをアピールして多くのファンを喜ばせて欲しいですね。

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