14日~16日に開催された「国際タッチパネル技術展」では、「曲がるガラス」を展示したミクロ技術研究所のブースが注目を集めていた。
この「曲がるガラス」は、0.02mmの薄板ガラスと、耐熱性、光学特性、絶縁特性など用途に応じた特性を持ったフィルムとを貼り合わせることによって製造できるという。
展示されていた「amic タッチパネル」は同ガラスとPETフィルムを貼り合わせたタッチパネルで、総厚が0.17mm~0.2mmと薄く、かつ軽いのが特徴で、PETフィルムに透明導電膜(ITO)などの成膜加工を施すことで、LCDパネルからのノイズを遮断することが可能だという。ブースでは3.2インチ、3.5インチ、6.5インチ、7.0インチの4種類が展示されていた。
用途としては有機ELディスプレイや半導体デバイス基板、パッケージング材料などで、タッチパネルでは電子ブックなどにも使われるという。ミクロ技術研究所の担当者によると、6月にも同製品を採用した電子ブックが発売される予定だとしている。こういう物作りの技術が日本を元気にしてくれるんでしょうね。多くの分野に活用できるのではないでしょうかね。
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