茨城県龍ヶ崎市の甘納豆製造販売会社「つかもと」(塚本裕社長)と相模女子大(相模原市)による共同開発商品「imoshoku(芋食)」(税込み210円)が、日本貿易振興機構(ジェトロ)主催の「米国人ジャーナリストが選ぶ日本食10選」に輝いた。
昨年12月に国内販売を始めた2種類の芋甘納豆で、健康食品として評価された。
芋食は3月2~5日まで千葉県の幕張メッセで開かれた国際食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2010」で、39社が出品した青果物や加工食品、菓子など89品目の中から米国人8人に選ばれた。
同社は、2007年に地域の特色を生かした新商品開発を支援する国の地域産業資源活用事業計画の認定を受けて、県南産のサツマイモを生かした健康食品に着目した。
女子学生の意見を参考にしながら作り上げた商品は、サツマイモとムラサキイモを使った2種類で無添加、低カロリー。塚本社長は「砂糖は一切使用せず、すっきりとした甘さの中にサツマイモの風味を残した」という。
1935年創業の同社の伝統製法を生かすと同時に、相模女子大の女子学生が考案したパッケージデザインで、若者にも親しみやすい商品に仕上げた。
同社によると、肥満が社会問題となっている米国では、食物繊維が多く含まれているサツマイモは健康食品として認識されているといい、塚本社長は「年商の10%を目標に、この商品を米国などに輸出することで、県南のサツマイモの味を広めていきたい」と話している。女子学生の意見やパッケージデザインを取り入れたのが良かったのかもしれませんね。食物繊維が豊富なサツマイモを世界に広めていって欲しいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿