東海旅客鉄道(JR東海)が大型プロジェクトに挑んでいる。柱は高速鉄道システムの海外展開と国内でのリニア建設だ。4月1日付で新たな経営体制も始動。東海道新幹線をベースにした収益力と葛西敬之会長のリーダーシップの下、民間の枠を越えた成長戦略が動き始めた。 4月29日、葛西会長は高速鉄道の海外展開で最優先する米国を訪問する。「ターゲットは新幹線3路線、リニア1路線」。約10日間の訪米を前に対象プロジェクトを当面4路線に集中する方針を明らかにした。 1月に公表した輸出候補は新幹線4路線、リニア3路線。これを事実上絞り込み、集中営業で受注獲得を目指す。詳細な日程は明らかにしていないが、ワシントンとニューヨークに出向き、米運輸省や鉄道事業者の幹部と接触する見通しだ。日本の技術を積極的に海外に売り込んでいくべきでしょうね。
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