大分県玖珠町山浦の下荻地区活性化委員会(梅木逸美委員長、38戸)は「平成の名水百選」に認定されている地元の「下園妙見様湧水(ゆうすい)」を活用した「万年(まんねん)元気とうふ」を開発し、16日、初出荷した。同地区は山間部の過疎地。豆腐づくりを機に、都市住民らとの交流や観光地への飛躍を目指す。
08年6月に環境省の「平成の水百選」に選ばれたことが、過疎・高齢化に悩んでいた地区住民に誇りと元気をもたらした。
昨年1月、広瀬勝貞知事の来訪を機に、活性化委を設立。県、町の補助各250万円、それに自己資金の計750万円で小学校の旧給食調理場を再利用した豆腐工房が完成。名水を使ってのニガリの調整など試作を繰り返し、有名な豆腐と同様の品質に仕上げた。
一方で、県小規模集落対策モデル地区に指定され、田舎料理や集落ツーリズム研修などを実施。旬の野菜など農産物や加工品、高品質のシイタケ、豊富な山菜などを利用しての観光地づくりや経済活動に自信を得た。
出発式で、朝倉浩平町長は「試食したら甘みがあってまろやか」と絶賛。100丁が道の駅やスーパーに初出荷された。梅木委員長は「近く地元産品の売店を設ける」と話し、天ケ瀬温泉街や農協を通じて福岡方面に販路拡大する計画も。
地元特有な資産を活用して生き残っていく道が必ずあると思います。過疎の町に新たら産業が育てば雇用も生まれ若者が戻ってきて町が活性化するでしょうから田舎の特徴を最大源いかして元気を取り戻して欲しいですね。
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