2010年4月14日水曜日

新品種の開発に成功

アサヒビールと農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は13日、「バイオエタノール」燃料の原料となるサトウキビの生産性を従来の1・5倍に高めた新品種の開発に成功したと発表した。5月に品種登録の出願を行う。
「耕作地面積当たり5倍以上のバイオエタノールの生産が見込める」としている。今後、鹿児島県の種子島で2年程度、実証実験を行い、実用化を急ぐ。
アサヒは、ビールで培った酵母の技術を使い2006年から沖縄県の伊江島の実証プラントで研究を進めてきた。今回、新開発したサトウキビ品種は、エタノール原料となる「茎重」が従来の1・5倍、砂糖になる「全糖」の収量が1・3倍になるという。
茎をバイオエタノールをの原料とし、全糖を砂糖に利用。砂糖生産量を維持したまま、バイオエタノールも生産できるため、「食料との競合」の問題も解決できる。いいですね。バイオエタノールを取るために食料されていた部分が削られているとも聞きますからね。とうもろこし等でも収益性を高めた新種の開発も進めてほしい気もしますね。

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