中小企業振興ネットワークなどが成長意欲の高い国内飲食業の海外展開を支援する企画「飛び出せ日本の飲食業コンテスト」の最終審査会は17日、東京都内で行われ、2010年度から世界進出に乗りだす盛岡市の十割そば(資本金7637万9千円、石渡隆司社長、従業員50人)が最優秀賞に輝いた。
コンテストは、同ネットワークなどで組織する実行委が主催し今年2年目。最優秀企業は賞金100万円のほか、海外展開1店舗目の立ち上げで海外出店経験を持つパートナー企業から全面的な支援を受けられる。
審査は、試食と海外展開のビジネスプランのプレゼンテーションの2部構成。1次審査は3月に行われ、参加75社中、10社に絞られ、最終審査会では審査員投票が行われた。
同社は、「つなぎ」を使わずにそば粉100%で生地をつくり、切ってゆで上げ、盛りつけるまでの製めん工程を2分間で実現する「瞬間自家製麺(めん)システム」を開発。世界的な健康食志向の高まりを受け、5月中に韓国で現地法人と提携し、海外1号店を開業するほか中国や米国、ブラジルなどへの展開も視野に入れる。
石渡社長は「世界に通じる食文化の発信に向けやっと一歩踏み出せる。受賞を機にそばを常食として世界に広げていきたい」と喜ぶ。そばは健康食品としても優れていますし日本の食文化の一つでもありますから世界に是非発信していってほしい内容にあふれていると思います。そばを世界公認の食まで引き上げて欲しいですね。
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