2010年8月5日木曜日

触感を高感度で伝えられる手術支援ロボット

離れた場所でロボットアームを操作して手術する医師に、医療器具や患部の触覚を伝えることができる遠隔操縦型の手術支援用ロボットが、慶応大で開発された。同大が4日、ロボットを公開した。触感を高感度で伝えられる手術支援ロボットの開発は世界で初めてで、より高度な手術を可能にするという。
ロボットは理工学部の大西公平教授や医学部の森川康英教授らが作製。医師が操縦する親機と、離れた場所で親機に同調して動く子機で構成され、子機が患部に触れたり物をつかんだりしたときに、受けた力を操縦者に送り返す仕組み。
この日は、ロボットの操縦者が、アームから伝えられる触感を頼りに、数メートル先の水風船をつかむ様子などが公開された。こうした技術は、ゲーム機など幅広い分野に応用できるという。
森川教授は「触診など経験が物を言う領域の教育にも役立つ」と話している。触感まで伝えられるようになったんですね。患部に状態など手で触った感覚が伝わるので教育には多いに役立ちそうですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿