ガソリンエンジンと電気モーターを併用し、家庭用コンセントで充電できるプラグインハイブリッド(PHV)タイプのバイクの発表会が3日、福岡市・天神のアクロス福岡であった。貿易会社の長剣通商(福岡県太宰府市)が中国メーカーに委託して生産。独自のバイクブランド「CKファクトリー」から5日に発売する。日本自動車工業会によると、PHVバイクの国内販売は初めて。
軽くて容量が大きい着脱式の高性能リチウムイオン電池を搭載。低速時は電気モーターで走行し、時速20キロを超えるとガソリンエンジンに自動的に切り替わる。ハイブリッド走行の燃費は、ガソリンエンジンのバイクより3割以上改善。電気モーターのみの走行も可能で、家庭用コンセントで5時間充電すれば最大50キロ走ることができる。
発表会では、排気量50CCと125CCの2台を展示。同社の萩原英輝・営業部長が「モーター音は静かで、環境負荷の小さいバイク」と強調。宮長剣社長は「今後も環境対応バイクの開発に力を入れたい」と力を込めた。
50CCは希望価格29万8千円、125CCは同39万8千円。5日から4万円値引きする400台限定のテスト販売を実施。環境意識の高い中高年層をメーンターゲットに年間2千台の販売を目指す。蓄電池の重さが問題で実用化ができなかった世界もあるのでしょうから小型軽量の高性能リチウムイオン電池の開発による所が大きいんでしょうね。値段はちょっと高い感じですが環境意識も高い日本ですからかなり売り上げを伸ばす可能性はありますね。
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