ゴルバチョフ元ソ連大統領は17日、ソ連末期の守旧派クーデター事件から20年になるのを前にモスクワ市内で記者会見し、プーチン前大統領(現首相)の2000年から04年までの1期目の任期を「エリツィン時代の混乱から国を救い出した」と評価する一方、「1期目で辞任して(政治に)かかわらなければ、永久に歴史にその名を残しただろう」と述べた。
また、ゴルバチョフ氏は「ソ連共産党の悪い例を繰り返す必要はない」と指摘。プーチン氏率いる「統一ロシア」が下院の3分の2の議席を占める現状に懸念を表明、さらなる民主化が必要だとの認識を示した。
ゴルバチョフ氏が軟禁されたクーデター事件は1991年8月19日に発覚。21日には失敗が明らかになったものの、同氏は権威を失墜させ、同年12月に大統領を辞任、ソ連は消滅した。
共産主義では世界は一つになれないことは確かです。共産党の解放が待たれるところですね。共産党は、根底に人間疎外といった思いが流れています。恨みの政治結社なのかもしれませんね。
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