2011年8月3日水曜日

愛は相対から

住友生命保険は2日、「日本の未来を強くするために必要なものを表す漢字一文字」を募集したアンケートで、「絆」(1419票)が1位になったと発表。2位の「愛」(464票)、3位の「信」(397票)以下を圧倒。大惨事となった東日本大震災を機に、人とのつながりの大切さが見直されたようだ。
「絆」は性別、世代、地域を問わず群を抜いた。一方、8位の「金」と10位の「忍」は世代間の価値観に大きな差が出た。「金」は20代以下に限ると3位だが、30代で7位、40代で9位と降下。反対に「忍」は40代で10位、50代で6位、60代以上では2位と年代が上がるとともに浮上した。
金を選んだ理由は「お金がないと復興支援は成り立たない」(20代女性)など。忍では「苦難を乗り越えるため耐え忍ぶことが必要」(60代以上男性)との声があった。
聖書の中に、愛の讃歌と言われる部分がある。新約聖書のコリント人への第一の手紙13章4節〜13節です。その中で、いつまでも存続するものは信仰と希望と愛であり、その中でも、最も大いなるものは愛であると記されている。
「希」という一文字はなかったんでしょうかね。「絆」の根底を流れるものも愛なのかもしれませんね。
ある方が、愛について以下のように述べています。
愛は、一人ではなされないのです。愛はどこから出てくるのですか。「私」から出てくるのではなく、相対(夫・妻・子ども・祖父母・孫・友人・知人)から来るのです。
相対から出てくるので、「私」が頭を低くして相対のために尽くさなければならないのです。
「ために生きる」という天理がここから生まれるのです。
価値観が揺らぐ今ですが、皆が自分中心でなく、相手のために生きる時、高貴なものが私を訪ねてくださると思いますね。是非、あなたが夫や妻や子どものために生きてみてください。そうすれば「ありがとう」の一言かもしれませんが、高貴なものであなたは満たされるはずです。

0 件のコメント:

コメントを投稿