2011年8月21日日曜日

認識コンピューター

IBMは18日、人間の脳が持つ認知力、行動力や複雑なデータの理解力などを模倣した実験的なチップの開発に成功したと発表した。
実用化されれば、過去半世紀の間、コンピューターが頼ってきた作動プログラムの作成が不要となり、経験から学び自らの構築した理論に従って動く次世代の「認識コンピューター」の開発につながると期待している。
チップは「SyNAPSE」と呼ばれるプロジェクトの成果の1つで、2個の試作品を作った。IBMによると、このチップを使えばコンピューターは作動のため事前にプログラムされたデータに頼ることなく、自ら「思考」する機能を持つことになる。試作品1個には、プログラム作成が可能な26万2144のシナプスと学習が可能な6万5536のシナプスが組み込まれている。
SyNAPSEの責任者は「思考するプロセッサーの力によって、サーバー、ラップトップ、タブレットや電話が環境とのより良い相互作用を図る機能を持つことを想像して欲しい」と指摘。現在のコンピューターは計算器のようなものだとし、脳の働きに似た機能を持つコンピューターを開発したいとしている。人間の脳を超えるようなコンピュータがいずれは誕生してくるんでしょうかね?そして人間を支配する?そんなことにはならないと思いますが、コンピュータのイメージも変わっていくことでしょうね。

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