沖縄市立宮里中学校3年生の幸喜なみさんがこのほど、英語検定1級に合格した。幼いころから得意な英語を磨き、大学卒業程度といわれる難関を突破した。中学生の1級合格は県内でもまれ。
父親が国際協力機構(JICA)に勤務し、転勤が多いため、幸喜さんはケニアで生まれ、トルコやイスラエルで暮らした経験もある。10月に高校受験のため沖縄に戻り、英検に挑戦した。
各地のインターナショナルスクールに通い、日常会話でも英語を使う環境にあったが、日本に戻ってからは自分のレベルに合った過去問を解いたり、学校の外国語指導助手(ALT)と会話して面接の練習をした。英語科担当の下條教諭は「英語力を向上させようと一生懸命だ」と話す。
両親はイスラエルに駐在し今は祖父母と暮らすが、母やイスラエルの友達から祝福の電話を受けた。幸喜さんは「今は日本語と英語ができる人がたくさんいる。それに何かプラスして力を付けて、英語を使えるような仕事をしていきたい」としっかりした目で将来を見据えた。日本の伝統文化や心を持つ事が大切なのかもしれませんね。
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