シャープは1日、発電効率の高い新型太陽電池を堺工場(堺市)で10年度中に量産すると発表した。投資額は約150億円、生産能力は年間20万キロワット。既存の葛城工場(奈良県葛城市)と二極体制で、需要増に対応する。
新型太陽電池は単結晶タイプで、太陽光を受ける「受光面」の面積を広げ、発電効率を従来の14.2%から17%に高める。将来はさらに発電効率を20%以上にする方針だ。他工場での増産も検討する。
シャープは3月、堺工場で薄膜型太陽電池を年産16万キロワット体制で生産を開始。環境意識の高まりや政府の補助金制度による需要増に応えるため、国内での生産ライン新設を検討してきた。葛城工場はフル稼働状態で生産ライン増設が困難なことから、堺工場で量産することにした。
今回の量産で、太陽電池の10年度の販売量を09年度比6割増の130万キロワットに引き上げる。韓国や中国が日本を追い抜こうと躍起になっていますから発電効率を更に向上させ良い製品を作り出して欲しいですね。
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