日本文化の発展に貢献した個人や団体に贈られる第58回菊池寛賞の贈呈式が3日、東京都内で行われ、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))はやぶさプロジェクトチームなど6件が表彰された。はやぶさチームは2日に政府から感謝状が贈られたばかりで、連日の表彰となった。
贈呈式では作家生活50年の筒井康隆さんが「はやぶさチームと一緒にもらえたのがうれしい。もっとも、われわれにとってはやぶさといえば『加藤隼(はやぶさ)戦闘隊』ですが」と会場を笑わせた。はやぶさが着陸し試料採取した小惑星「イトカワ」は戦闘機「隼」を設計した糸川英夫博士にちなんだ命名で、決して無縁ではない。
はやぶさチームを代表して贈呈式に臨んだJAXAの川口淳一郎教授は、はやぶさの打ち上げから地球帰還までの7年間の苦闘を振り返り、「夢のまた夢が正夢になった。受賞は望外の喜びです」とほほえんだ。連日の受賞おめでとうございます。是非「はやぶさ」の後継機が具体的に決まって欲しいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿