2010年12月7日火曜日

成功していて欲しいですね!

5月に打ち上げられた金星探査機「あかつき」が7日午前、約5億キロの旅を終え、地球の隣の惑星、金星から550キロの地点に達し、金星の周回軌道投入のためのエンジン逆噴射を実施した。直後から予定時間を大幅に超えて通信できないトラブルが起きたが、約1時間半後に通信は回復した。金星の周回軌道に投入できたかどうか、確認を急いでいる。軌道投入に成功すれば、日本初の惑星探査機として、謎の多い金星の気象観測を始める。
相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所では7日午前8時52分、あかつきの減速を確認。通信にかかる時間(片道3分35秒)を差し引くと、ほぼ予定通りの同8時49分ちょうどに逆噴射を始めたことを確認できた。
あかつきは逆噴射後間もなく、地球から見て金星の裏側に入ったため通信が途絶。しかし再開予定時刻(同9時12分)を過ぎても再開しなかったため、管制室は緊迫した空気に包まれた。通信は同10時28分に回復したが、あかつきから届く情報が少なく、探査機の状態は分かっていない。
あかつきは打ち上げ以来、金星を全速力で追いかける形で飛行してきた。金星の周回軌道に入るには、秒速37キロから同35キロに速度を落とさなければならない。減速する逆噴射のタイミングは一度きりだ。今日の夜の10時過ぎには金星の周回軌道に入ったかどうかが分かるようですが成功していて欲しいですね。

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